第二新卒について

第二新卒のニーズ 企業は積極的

最近の転職情報サイトに掲載されている求人を見てみると、「第二新卒歓迎」と書かれていることも多くなってきています。

業種・職種問わず転職市場での需要が高まっているように感じられます。

新たな仕事を探そうという人達にとってこの需要の高まりは嬉しいですよね。

最近になって高まってきたこの需要、なぜ高まってきたのかを調べてみました。

そもそも第二新卒とはどういった人たちなのかというところから紹介します。

第二新卒とは

一般的には、「卒業後、就職したものの1~3年で転職または就職を志す若手求職者」のことだそうです。

昭和の頃の社会の考え方である「年功序列」「定年退職」「終身雇用」などといった考えとは真逆であるというのはすぐにわかると思います。

時代が移り変わってきて、就職や転職といった事柄の幅が広がってきたのかもしれませんね。

一度就職した職場を言ってしまえば「すぐに」辞めてしまったとなると、普通ならイメージが悪くなってしまってもおかしくありません。

しかし、最近はこういった人達の需要が高まってきています。企業側から見てもニーズがあるということです。

これから転職をしていこうと考えている方々は、自分に求められている事を理解して、そこを伸ばして積極的にアピールしていけばうまく転職できるということです。

では、具体的にどういった理由で求められているのか

企業が第二新卒を積極採用する理由

・少子化による新卒採用市場の激化

景気などの複雑な理由を抜きにしても、確実に日本の若者は減り続けています。すなわち、市場が求めている量にかかわらず供給量は減り続けているということです。

自然とこういった状況では採用は激化するため、そもそも「若い」ということ自体がストロングポイントになっています。

・一度社会に出ている第二新卒者はビジネスマナーなどの基本的なことはできる

新人だけどまるっきりゼロから教育する必要が無いというのも企業側は嬉しいです。

ある程度社会を知りつつもまだまだ若い。このような人材になれればチャンスは広がります。

こういった理由から企業は第二新卒にニーズを感じています。

最近の統計を見ると、3年で約3割の新卒が辞めていってしまっています。

第二新卒の市場が活気づくということは、そもそもすぐに会社を辞めていってしまう新卒者が少なくない現実があるからです。

確かに会社を辞めるというのはまるっきり良い事とは言い切れませんが、もしその選択をするか迷っていた場合、「自分だけではない」と前向きにとらえて、次へのチャレンジを諦めないでください。