生活をしていくためには仕事をしてお金を稼がなくてはいけません。
お金を稼ぐ方法で一番ポピュラーなのが、就職をすることです。しかし就職先でうまくいかず、いつしか転職を考える人も少なくありません。
転職を考える人の中には、第二新卒と呼ばれる人がいますがその理由も様々です。
そもそも第二新卒とはどのような人たちを示す言葉なのでしょうか。
第二新卒とは
第二新卒とは学校を卒業した後、1年から3年を経過している人で就職を希望する人をいいます。
この記事を読んでいる人の中にもその条件に当てはまる人がいるのではないでしょうか。
以前と比べてこの第二新卒と呼ばれる期間の間に転職活動をする人が増えています。
厚生労働省の調査統計では、会社に就職した後3年以内にその会社を辞めてしまう人は全体の30パーセントになるとされています。
第二新卒の転職理由とは
会社を辞める理由は様々です。
仕事をしていくうちに人生の中でやりたいことが決まって、新たな道を進む人。思っていた会社のイメージと異なり、そのギャップからやめてしまう人。その他にも細かい理由などいくつもあるでしょう。
特に多いのはマイナスな理由による退職でしょう。
その中でも一番多いのが人間関係だと思われます。なぜなら人の悩みのほとんどは人間関係から生じるものだからです。
人が社会的な生き物である以上、人との関わりは避けては通れません。
いろいろな人がいる中で、うまく互いがマッチングすることでいいものが出来上がる、歴史を見てもそうです。しかし同じ空間の中に、人が集まれば何らかの問題が起きるのも必然です。
例えば会社に入れば、学校を出るまであまり接したことのなかった世代の人とコミュニケーションをとることになります。
そこにはものの考え方の違い、価値観の違い、世代による文化など異なるものがたくさんあります。人はなかなか自分の価値観と異なるものを受け入れ難い性質があるため、特にこの特徴を持った人は出会ってすぐに受け入れることが難しいかもしれません。
それによって互いにすれ違いが生じ、コミュニケーションが円滑に進まなくなります。
コミュニケーションが円滑に進まなければ、仕事がうまく回りません。そのまま悪循環に陥ってしまいます。確かにどれだけ頑張ってもうまく相容れない人はやはりいるでしょう。
そして相容れない人と同じ空間にいることはストレスです。おそらくお互いにそうでしょう。
第二新卒の中には人間関係を理由に転職をしてしまう人がいるのです。