一度は企業に就職したものの、公務員に転職を考えている人も多いですね。
ここでは第二新卒として公務員に転職する流れを紹介します。
第二新卒で公務員を目指す方法
公務員を目指す場合、新卒での採用と同じように試験を受ける方法と社会人枠で試験を受ける方法があります。
社会人枠は、条件の年齢以下なら受験資格があります。
第二新卒だと不利なイメージもありますが、四年制大学を卒業していると幅広い種類の公務員の採用試験が受けられます。
地方の上級職や国税専門官だけでなく、教員免許を持っていれば教員になることも可能です。
第二新卒でフリーターをしていても新卒採用枠で受験すると筆記試験の学力が重視されるので、一般企業の面接を重視されるところよりも採用されやすいです。
社会人枠は面接や自己PRが重視されるので、正社員で働いた経験のある人は有利です。
ただし社会人枠は卒業してから3年以上となっているため、卒業後3年以内の第二新卒は受験資格がありません。
公務員になるためには採用試験に通過する必要があります。
試験は一次の筆記と二次の面接があり、受ける職種によって筆記は内容が多少異なってきます。
基本的に一般教養と専門知識、論文で構成されています。
試験のレベルは同じ地方公務員でも受ける市町村によって異なってきます。
また、倍率も地方よりも都会の方が高くなる傾向があります。
地方は、募集人数も少ないので注意も必要です。
試験対策には予備校などに通う方法もありますが、働いている人だと難しい場合があります。しかし、独学で勉強しても受かる可能性はあります。
日程が違えば併願ができるので、本命以外にも受験して練習することも可能です。
面接で聞かれる可能性があるのは、前職の退職理由なのどです。
新卒でも突っ込んだ質問をされるため、条件としては一緒です。
退職理由は、後ろ向きな理由よりも前向きな理由を言った方がプラスになります。
人物を見るためのものなので、質問の答えに対して相手がどのように受け取るか考えてから答えましょう。
第二新卒で公務員を目指すのにはメリット
第二新卒で公務員を目指すのにはメリットがあります。
大企業の場合、新卒以外は採用をあまりしていないことも多いです。
中途採用だと今後の出世にも関わってくることがあります。その点では勤続年数によってくるので公平性が保たれます。
収入も安定しているため、景気に左右されることもありません。
長く働けば順当に給料が上がっていき、地位も上がっていきます。
第二新卒で、再就職したらお給料が下がるということもありません。
福利厚生もどこの企業よりも良い場合が多く有給なども取りやいため女性でも働きやすいです。