資格を取得しておいたら転職の際には有利という話はよくありますが、それは第二新卒の転職でもいえることです。
もちろん転職をする際に絶対に必要ということではないですが、あれば有利に働くことはとても多いです。
実務経験がない人でも、自分がその業務に精通しているということを一瞬で伝えることも可能になるからです。
第二新卒 おすすめの資格は
TOEIC
特に第二新卒で武器になると言われている資格の1つにTOEICがあります。
これはグローバル化が進む現代の社会では、英語のスキルはほぼ必須だと言われているからです。
海外と直接取引をする業務ももちろん、最近は勤務先の同僚とか部下が海外からの研修生ということも増えています。
今や英語は、日本社会で働く上で切っても切り離すことができない存在と言っても過言ではありません。
TOEICは、そんな英語のスキルを端的に測ることが可能です。TOEICは、ビジネスの現場で使える英語能力を評価する民間資格のことなので、TOEICの点数を転職の際に聞いてくる企業は多くあります。
日商簿記検定
そのほかに武器になるのは日商簿記検定です。昔から転職とか就職の際に人気があるのが日商簿記検定で、商工会議所が実施をしている簿記の能力を測るための公的資格の1つとなっています。
この検定は経理など実際に業務で使える知識を得ることができますし、企業からの信頼も厚く転職市場では安定した人気を集めているのです。
日商簿記検定は、4級から1級まであり、応募する職種とか役職によって求められるレベルも変わってきます。
一般的にビジネスで使うことができるレベルというのは、3級からと言われているのでそこを目安にするといいです。
たとえ就職先で経理になるつもりはなくても、簿記の知識は一般事務とか営業でも非常に役立つことは間違いないので取得しておくことがおすすめです。
TOEICであれば合否などもありませんし自分の好きなタイミングでマイペースに勉強ができますが、日商簿記検定の場合は試験日も決まっていますし計画性を持って勉強を進めていかないといけません。
難易度に関してももともと知識があったかどうかにもよるので一概には言えないのです。
第二新卒で転職を考えている場合は、勤続年数の少なさゆえスキルとかポテンシャルをアピールする材料がないのが難点です。
そんな時に武器となる資格を持っていれば書類選考とか面接でも強気な姿勢で出ることが可能です。転職市場では、自分に自信があるのは大きな強みでもあります。